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無足神社
【むそくじんじゃ】


ムスツドンともいう。指宿(いぶすき)市西方に鎮座。祭神は天照大神であるというが,海から上ってきた蛇を祀るとも伝える。「三国名勝図会」によれば,「魚見峯の谷間より笛太鼓の拍子をなして三竿の旗を持せ,其後に一人は長刀舞,一人は剣舞,後に四人の鬼神舞,無足装一人,同時に舞出,海渚より山を繞り神木の所に至りて舞踏の式あり……」(三国名勝図会)とみえ,明治初年頃まで続いたと思われる。例祭は旧暦10月15日。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7239306