屋久
【やく】

旧国名:薩摩，大隅，大隅

薩南諸島北部の大隅諸島に位置する。鹿児島港から約130kmの東シナ海にある面積500km(^2)のほぼ円形の島で，中央部には九州一の高峰宮之浦岳をはじめとする山地が重畳し，海岸近くまで迫って急峻な地形をなす。また宮之浦川をはじめとする永田川・安房川など大小140余の河川が放射状に流れている。
【掖玖(古代)】　飛鳥期～平安期に見える地名。
【屋久(中世)】　鎌倉期から見える地名。
【屋久島(近世)】　江戸期～明治22年の広域地名。
【屋久町(近代)】　昭和34年～現在の熊毛郡の自治体名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7239353