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沖縄自動車道
【おきなわじどうしゃどう】


沖縄本島中部から北部を通る自動車専用道路。本島北部の中心地名護市と本島中・南部地域を結ぶ幹線として新設された。現在供用されているのは名護~石川間の26.5kmで,名護市許田から東海岸に出て,国道329号と並行して南下し,宜野座(ぎのざ)村・金武(きん)町を経て石川市に至る。この区間は沖縄国際海洋博覧会関連工事の一環として整備されたもので,昭和50年5月から一般有料道路として供用開始。石川から本島中部を縦貫し那覇(なは)市に至る南部区間は,高速自動車国道として建設される。この路線が完成すれば,輸送時間の短縮や交通混雑の緩和が図れる。しかし,昭和56年度から開始された用地買収では,いわゆる南伸道に反対する一部沿線住民との交渉が難行している。南部区間開通後の総延長は58kmとなる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240112