勝連
【かつれん】

旧国名:琉球
方言ではカッチンという。沖縄本島中部の東海岸,太平洋に突き出た勝連半島に位置する。「おもろさうし」に「かつれん」,「李朝実録」世宗零年条に賀通連という人名,「海東諸国紀」琉球国之図に賀通連城,「歴代宝案」尚円王代(1470~76)に賈慈連とある。先史時代から海外との文化交流があったらしく,先史遺跡が数多く残る。中世には勝連城を中心に勝連文化が開花した。
【勝連間切(近世)】 王府時代~明治41年の間切名。
【勝連村(近代)】 明治41年~昭和55年の中頭郡の自治体名。
【勝連町(近代)】 昭和55年~現在の中頭郡の自治体名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7240196 |





