島袋
【しまぶく】

旧国名:琉球
方言でもシマブクといい,現在では「しまぶくろ」とも称する。沖縄本島中部,白比川上流の丘陵地帯に位置する。第三紀島尻層の浸食された緩やかな丘陵地が多い。もとの集落は,越来(ごえく)間切に面し,北斜面にあって冬期は北風にさらされるために移動し,条件のよいタンパラ(田ン原)を中心に現集落が発展した(北中城村史)。タンパラには,村立ての頃の屋敷跡・火の神やタンパラガーという井戸が残っており,比嘉門中を中心に拝んでいる。集落内に4基の梵字碑がある。1つは金剛部および天部の通種子ウン,1つは一字金輪の種子ボロン,他の2つは不動明王の種子カンマンを刻んであるが,いずれも建立年次は不明である。ほかに嘉慶12年(1807)建立の諸尊諸経供養碑,年不明の文字不明碑(裏は泰山石敢当□)がある(県文化財調査報告書69)。
【島袋村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【島袋(近代)】 明治41年~現在の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7240708 |





