100辞書・辞典一括検索

JLogos

20

主要地方道那覇糸満線
【しゅようちほうどうなはいとまんせん】


那覇市と糸満市を結ぶ道路。県道82号ともいい,那覇市内では環状2号線とも呼ばれる。那覇市安謝を起点に古島・首里儀保町・首里赤平町・首里汀良(てら)町・首里鳥堀町を東行,首里崎山町から南下して真地(まあじ)・上間を経て南風原(はえばる)町兼城(かねぐすく)に入る。南風原町喜屋武(きやん)・照屋・山川を経て東風平(こちんだ)町外間から西に向かい,東風平町小城(こぐすく)を経て糸満市賀数に入り,座波・潮平に至る。上間~兼城間は国道329号と重複する。総延長18.2km・実延長16.7km。安謝川・安里川・国場川・長堂川・饒波(のは)川を渡り,橋梁数6を数える。舗装率100%。那覇市を中心に円弧状に走る郊外道路で,北と東から那覇中心部に向かう3本の国道(国道329号・330号・331号)を郊外で連絡する道路として,朝夕の交通渋滞時にはバイパス的役割を果たす。また那覇港新港埠頭へ向かう産業道路でもある。安謝~兼城間は市街地を通り,整備も進んでおり,沿線は工場・住宅・商店が立ち並ぶ。兼城~潮平間は田園地帯を通り,農道的役割を果たしているところが多く,道幅も狭い上,歩道の整備も遅れている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240752