知名
【ちな】

旧国名:琉球
方言でもチナという。沖縄本島南部の東海岸,知念半島北東部に位置し,中城(なかぐすく)湾に面する。「おもろさうし」には「ちにや」と見える。知名崎の小高いところに知名城があり,知名地頭内間大親が居を構えたところで,のち国王の東御廻りのときは休憩所となった。この居宅は尚豊王代(1621~40)に知念村の知念城内に移建して,知念御殿と称した(遺老説伝)。知名崎の海岸にテダウッカー(テダ御川)という霊泉があり,国王が聞得大君以下の神女たちと東御廻りをするときの拝所の1つ。また久高(くだか)島参詣のときに舟を着けて水の補給をし,海上安全の祈願をした拝所ともいわれる。
【知名村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【知名(近代)】 明治41年~現在の知念村の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241011 |





