南風原
【はえばる】

旧国名:琉球
方言ではフェーバル・ヘーバルなどという。沖縄本島南部,那覇(なは)港に注ぐ国場川上流,およびその支流域に位置する。地名は,首里城の南すなわちフェー(南)に当たる地の意。古くは首里台地の一部を含み,首里三平等(しゆりみひら)を構成する間切であったらしい。のち,王府行政機構の整備が進むにつれ,首里台地の部分が首里の南風平等(はえのひら)になった。聞得大君の就任式である御新下りの道行の送迎を謡った「道くわいな意趣」に「潮平ひら」と見える坂は,当地のうちか(クェーナ28/歌謡大成Ⅰ)。
【南風原間切(近世)】 王府時代~明治41年の間切名。
【南風原村(近代)】 明治41年~昭和55年の島尻郡の自治体名。
【南風原町(近代)】 昭和55年~現在の島尻郡の自治体名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241423 |





