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屋宜
【やぎ】


旧国名:琉球

方言ではヤージという。沖縄本島中部の東海岸に位置し,中城(なかぐすく)湾に面する。西部は丘陵地で,現集落の北方にヤー森とシジ森の頂があり,西方はシチナ森から急斜面となる。東部は海岸低地で,肥沃なジャーガル土壌に被覆されているが,近世に築造された防潮堤のスガチミチ(潮垣道)より東は,それまでは海であった。8本の松があったのが地名の由来だとする説がある。「おもろさうし」では,「やきのかなもり」は「ひかのかなもり」と対句になり,「やきのうら」は「よしのうら」と対句で謡われる。「おもろさうし」巻14-15,No.996には,西道の謝名道に対し,東道の屋宜道が見えている。
屋宜村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
屋宜(近代)】 明治41年~現在の中城村の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241922