100辞書・辞典一括検索

JLogos

47

大野村(近代)


 明治22年~昭和29年の東津軽郡の自治体名。大野村(字長島を除く)・細越村・安田村の3か村が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。役場を大野に置く。明治24年の戸数304・人口2,289,厩287,学校3(徴発物件一覧)。大野・細越・安田の3小学校があった。同27年に奥羽北線が開通するまで,浪岡地方から大豆坂を経て運ばれる藁工品の駄馬輸送で村内はにぎわったが,その後しばらく衰微した。しかし大正14年に青森操車場が字片岡の北部に拡充され,再び交通が頻繁になった。主な生産物は米穀と藁工品であり,昭和2年には米1万500石,藁工品3万円代を産した(県総覧)。一方,北部は県都青森に隣接するために市街地化が進み,大野字片岡・金沢はほとんど準市街になった。大正元年の戸数610・人口3,570,以後の世帯数・人口は,同9年899・4,986(うち職業別人口は農業2,483,水産業26,鉱業9,工業448,商業383,交通業724,公務・自由業328,その他の有業488・無職業97),昭和元年1,393・6,804。同7年大野字片岡・金沢の各一部が青森市大野に編入。このた世帯数476・人口2,925に減少した。これ以後の世帯数・人口は,昭和22年831・4,830,同28年883・5,333と次第に増加。昭和22年古川中学校・大野中学校が開校,同28年には甲田小学校が開校した。同29年青森市の一部となり,村制時の3大字は同市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7250388