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田茂木(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ武田村,昭和30年からは中里町の大字。明治24年の戸数61・人口453,厩44,船15(徴発物件一覧)。昭和7年長泥から岩木川支流馬鹿川沿岸田茂木字若宮地区に14戸が移転すると(中里町誌),同年5月馬鹿川上流旧稲荷神社跡に仮校舎を建て,武田尋常高等小学校長泥分教場の分教室開設,同23年長泥小学校の分校となり,同26年若宮小学校として独立(県教育史)。昭和43年国営十三湖干拓建設事業完了。その結果,完了時と多少の異同はあるが,同56年現在の田茂木の受益農家数36,増反・改良合わせた面積8.04ha余(十三湖土地改良区資料)。地内字若宮には新たに130haの用地に50戸が入植,竹田集落が誕生した。昭和30年2月米塚雄吉宅を借用,武田小学校の季節分校開設。同年4月通年制協和分校となり,翌31年校舎完成(県教育史)。同48年若宮保健福祉館・長泥保健福祉館が解設された。同53年の農家数120,農家人口595,耕地面積は田2万673a・畑1,751a。同55年の世帯数198・人口983。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7251496