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脇野沢(近代)


 明治22年~現在の脇野沢村の大字名。明治24年の戸数210・人口1,451,厩9,学校1,船192(徴発物件一覧)。世帯数・人口は,昭和30年587・3,853,同40年656・3,849,同48年728・3,225,同57年785・3,039。人口の漸減傾向が続いている。脇野沢港(2種),九艘泊港(1種)を中心とした小規模な地先の沿岸漁業で生計をたてるが,タラ漁の不振により出稼ぎへの依存度が高まっている。脇野沢小学校は,明治24年蛸田に季節分校設置(昭和22年通年制となり,同43年昇格独立),明治24年7月には滝山分校設置(昭和22年脇野沢中学校滝山分校併設,同25年・27年昇格独立して滝山小学校・滝山中学校となる),明治41年九艘泊分教場設置(昭和22年脇野沢中学校九艘泊分校を併設,同26・27年には昇格独立,九艘泊小学校・同27年九艘泊中学校となる)。昭和22年脇野沢小学校に脇野沢中学校併設,滝山・九艘泊とともに小沢分校を設置し,同26年昇格独立,小沢中学校となる。生徒数の減少により,同56年小沢・滝山・九艘泊の各中学校が脇野沢中学校に統合され,同58年には蛸田小学校が脇野沢小学校に統合されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7252754