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砂子(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ谷内村,昭和30年からは東和町の大字。明治22年の面積351町余,戸数36・人口186(県町村合併誌)。大正9年の道路法の制定により当地を通る村道として認可されたのは,小友砂子線・谷内浮田線・谷内梁川線・砂子田瀬線・砂子館迫線・倉沢田瀬線である。当地には社風流砂子神楽が伝えられており町無形民俗文化財に指定されている。昭和50年の就業者数は207人,うち農業が138人と最も多く,次に製造業が25人,サービス業・小売業などとなっている。農業では畑地より水田率が高い。昭和35~43年の国営猿ケ石開墾事業による開田もある。牧草地・果樹園・畑も広く,葉タバコ・ブドウ・リンゴなどが作られ,また規模の大きい肥育牛飼養農家もある。同55年の世帯数75・人口334。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7252887