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九戸郡


明治元年盛岡藩領は松代藩取締,以後九戸県,八戸県,三戸県を経て,同2年江刺県に属し,八戸藩領は同4年7月八戸県となり,弘前県を経て同年9月青森県に属し,同年11月にはともに盛岡県となり,同5年岩手県に所属。同11年の郡区町村編制法にもとづき同12年南九戸郡(27か村)・北九戸郡(32か村)に分離。同22年市制町村制施行により,南九戸郡では久慈町と長内・宇部・野田・山根・山形・大川目・夏井の1町7か村,北九戸郡では侍浜・中野・種市・大野・江刈・葛巻・戸田・伊保内・江刺家・小軽米・軽米・晴山の12か村が発足。同30年郡制施行のための廃置分合により,南・北九戸郡は廃され再び九戸郡となる。郡内の町村は南・北両郡に属した1町19か村。大正14年軽米村,昭和15年葛巻村に町制施行。同23年江刈村・葛巻町が岩手郡に編入。同26年種市村,同27年長内村に町制施行。同29年久慈町・長内町と宇部・山根・大川目・夏井・侍浜の5か村が合併して久慈市が成立。同30年中野村が種市町,小軽米村・晴山村が軽米町に合併。同年戸田・伊保内・江刺家の3か村が合併して九戸村が成立。人口は,大正9年6万7,337,同14年6万9,953,昭和5年7万6,284,同10年8万2,588。当郡域は現在,軽米町・種市町,大野村・九戸村・野田村・山形村の2町4か村を数える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7253609