彦部(近代)
明治22年~現在の大字名。はじめ彦部村,昭和30年からは紫波町の大字。明治22年の面積302町余,戸数125・人口835(県町村合併誌)。彦部尋常小学校は長徳寺の一部を借受けて教場としていたが,同23年長徳寺が火災にあったため仮校舎に移転,同28年新校舎を建設。昭和15年の調査によれば,農家人口は地主6・自作農376・自小作農371・小作農215の計968人となっている(彦部村郷土教育資料)。同47年字暮坪に彦部児童館を設置。現在も水稲栽培を中心とする農業地域である。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7254696 |