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杉村(近世)


 江戸期~明治8年の村名。河沼郡のうち。会津藩領。牛沢組に属す。村高は,文禄3年の蒲生高目録では稲川郡に属し146石余,寛文5年の万改帳では269石余,文化15年の村日記(県史10下)では323石余,「天保郷帳」325石余,「旧高旧領」323石余。寛文5年の万改帳では家数34軒・竈41・人数183,反別は田15町4反余・畑17町5反余,産物は米・麦・豆・粟・稗・黍・タバコ・麻・蕎麦・胡麻など,小物成として綿役・糠藁・足前・山役,ほかに役漆木261本余・役蝋15貫492匁とあり,養蚕が行われていた(会津風土記風俗帳1)。寺院は新義真言宗薬応(王)寺,同寺の薬師堂は,杉薬師として広く信仰され,また,境内の糸桜は天正年間の植樹といわれ,会津五桜の1つ。神社は稲荷神社。明治4年の戸数28・人口151。同8年船窪村と合併して船杉村となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7268292