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栗崎(近代)


 明治22年~平成4年の大字名。はじめ稲荷村,昭和30年からは常澄【つねずみ】村の大字。明治24年の戸数116・人口751。同35年六反田にあった分教場が地内に移転され,昭和45年稲荷第二小学校となる。昭和25年地内から西暦600~1,200年鋳造の中国古銭を発掘。同29年頃常澄村に合併問題が起こると,水戸市に合併を希望して婦人たちが県庁まで意見陳情した。約50年以前はゴボウ・ソバが特に生産され,大正期から昭和40年頃まではタバコも栽培。野菜の朝売りに大洗・水戸に出掛けた。同40年地内の一部を水戸市に編入。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7273388