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古渡村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。常陸国信太郡のうち。慶長8年大名青山忠俊領,元禄年間は旗本岩佐氏の知行,幕末期は旗本曲淵氏・馬場氏と幕府の相給。村高は,慶長8年の青山忠俊領地目録によれば563石余(青山文書/大日料12-1),「元禄郷帳」では信太古渡村と見え510石余,「天保郷帳」では古くは信太古渡村と見え548石余,「旧高簿」529石余。神社は須賀神社。寺院は天台宗円密院。明治8年茨城県,同11年信太郡に所属。明治22年鳩崎村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7276446