片岡村(近代)

明治22年~昭和29年の塩谷郡の自治体名。岡・越畑・安沢・石関・山苗代・玉田・乙畑・大槻・松島の9か村が合併して成立。旧村名を継承した9大字を編成。役場を岡に設置。明治22年岡尋常小学校(現片岡小学校)開校。同24年の戸数460・人口3,122(男1,598・女1,524),寺院2,学校3,水車場18。世帯・人口は大正9年858・4,481(男2,156・女2,325),昭和10年899・4,926,同25年1,202・6,999(男3,404・女3,595)。明治30年日本鉄道(現国鉄東北本線)片岡駅開設。農林業が盛んであり,米・麦のほか煙草,用材・薪・木炭を産した。昭和5年片岡村信用購買組合設立(県のあゆみ)。同22年片岡中学校創立。昭和30年1月1日矢板町の一部となり,村制時の9大字は同町の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7278359 |