穴原(近代)

　明治22年～現在の大字名。はじめ東村，昭和31年からは利根村の大字。明治24年の戸数33，人口は男73・女68，学校１・水車場１。同27年穴原学校は南尋常小学校分校となる。同30年法神流剣道の達人中沢貞祇の墓が建立された。同40年武尊神社は菅原神社を合祀。同社は毎年９月10日に獅子舞が奉納されている。昭和35年東中学校穴原分校は廃止され，南郷中学校の学区となる。同27年穴原林道工事着工，数年をかけ車道が完成，主要地方道沼田大間々線に通じ住民の生活は変化した。同39年10haのミリオン牧場が開設され，同42年には水道完成。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7281344