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小沼村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。入間【いるま】郡河越【かわごえ】領のうち。古くは勝呂【すぐろ】郷に属したという。はじめ幕府領,のち川越藩領,寛永年間一部が旗本酒井氏の知行,元禄年間幕府領,宝永4年旗本島田氏の知行,文化8年からは川越藩領。村高は「田園簿」729石,うち田507石・畑222石,「元禄郷帳」720石余,「天保郷帳」775石余。検地は慶安元年。村の規模は東西20町・南北10町余。化政期の家数129軒。用水は天水を利用,しばしば水損を被った。高札場は村の南方。古くは越辺川沿いの八幡社が鎮守であったが,水害を避けて民家が移転したため,氷川社が鎮守となった。寺院は新義真言宗法音寺・東光寺・宝蔵寺,曹洞宗少林寺。小名は雲雀町・きそめん・大どうろなど。明治初年小学校開設(横沼村と連合)。同9年埼玉県に所属。同年の戸数129・人口608,馬48。物産は米・大麦・大豆など。明治12年入間郡に所属。同22年三芳野村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7287344