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原山村(近世)


 江戸期の村名。足立【あだち】郡木崎領のうち。幕府領。検地は元禄3年・享保16年。村高は「田園簿」で7石余で,畑のみ,「元禄郷帳」12石余,「天保郷帳」22石余。村の規模は東西6町余・南北5町余。化政期の家数10軒余。助郷は中山道浦和宿に出役。紀伊徳川家の御鷹場支配を受けた。鎮守は太田窪【だいたくぼ】村の氷川社。神社は稲荷社。寺院は当山派修験養善院。高札場は村の中央部。小名は萩山・萩ノ入・釜ノ入・立出。幕末に原山新田と改称。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7289653