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泉村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。上総国周淮【すす】郡のうち。「上総国村高帳」では旗本本多氏領,「旧高旧領」では西端藩領。村高は,文禄3年「石高覚帳」591石,「元禄郷帳」591石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに834石余。「上総国村高帳」では家数92。宝暦11年の定書によれば,当村は16か村組合を結成しており,博奕などの悪習の取締まりや災害・盗難対策を規定している(小糸町史)。また村内の草刈りについては,1日2駄・駄草禁止・110日目から柴刈りなどの細かい取り決めがあった(田中家文書/同前)。大風雨による不作の年には領主本多氏から御用捨米・夫喰手当などが下されたという(小糸町史)。幕末には古神子清右衛門が寺子屋を開いていた(中村誌)。明治6年千葉県に所属。神社は白山神社。寺院は真言宗密蔵院。同18年の反別128町4反余(上総国町村誌)。明治22年中村の大字となる




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「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7291419