100辞書・辞典一括検索

JLogos

18

中目村(近世)


 江戸期~明治12年の村名。蒲原郡のうち。中ノ目村とも書いた(旧高旧領)。はじめ新発田【しばた】藩領,のち新発田藩と幕府の相給。「旧高旧領」では新発田藩領750石余・幕府領33石余とある。村高は,「正保国絵図」801石余,「元禄郷帳」780石余,「天保郷帳」783石余。慶長10年の新発田藩の給知方村々高目録(新発田市史資料)には毛付883石余・荒1,368石余とある。寛文7年の成立と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では,家数87・人数522。明治12年下中ノ目村と改称。なお,その際に中目村ノ内を編入したともいうが,この中目村ノ内とは当村の幕府領分を指していると思われる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7313237