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江泊村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。能登国鹿島郡のうち。はじめ加賀藩領,慶長11年土方氏領,貞享元年幕府領,享保7年からは加賀藩預り地。慶長11年の高は495俵余(高橋家文書)。正保2年の村高247石余。貞享4年の戸数43・人口281,牛馬15。天保11年には戸数61のうち百姓22・水呑39。文久4年の小物成は,山手5石余・船役1石余・口米5石余・夫米5石余・高役永2貫197文・棟役永1貫750文・肴役永136文余・猟師鉄砲運上永25文・苦竹役永41文余・歩入永415文余・鰤網冥加永150文・鰤網四統運上生鰤,この代永1貫727文余とあり,鰤網中心の漁業であった(青木家文書)。安政9年には35石積の渡海船が1艘でき,小規模な海運を始めているが,明治4年には100石積4艘とかなりの進展が見られる。鎮守は日吉神社と小字日室の諏訪神社がある。諏訪神社はタブの木に鎌を打ち込んで五穀豊穣を祈る鎌祭で知られる。当村は当地域では大きな村であるが寺院はない。明治5年石川県に所属。同22年北大呑【きたおおのみ】村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7323549