小野村(近世)

江戸期~明治22年の村名。能美郡のうち。加賀藩領。寛文10年村御印の村高475石,免4ツ5歩,鳥役40匁。天明5年の産物は菜種4石5斗・麻苧5貫・杪2,800束・木綿20疋・蚕糸3貫500匁など。文政2年藪六右衛門が小野窯を開始。明治5年石川県に所属。「皇国地誌」によれば,田27町余・畑4町7反余,戸数53・人口264,馬4。神社は八幡社・白山社がある。明治6年小野小学校を設立。同9年の生徒数男99。物産のうち,桑葉・酒・小豆などは諸村へ,茶・生糸・菜種・木綿・磁器・蕃薯などは小松町へ出荷。民業は農業38戸(うち兼業は古道具商6,製茶小売商4,大工職・桶製作職・陶磁器釜元・酒造業・木綿小売商など各2),その他陶磁器画工5・大工職2・木挽職2,陶磁器釜元・麹小売商・染物職など各1(県史資料)。明治20年小野巡査駐在所設置される。同22年古河村の大字となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7323922 |





