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東結村(近世)


 江戸期~明治30年の村名。美濃国安八【あんぱち】郡のうち。大垣藩領。村高は「慶長郷牒」1,230石余,「正保郷帳」1,406石余,「天保郷帳」1,785石余,「旧高旧領」1,406石余で,田1,037石余・畑368石余。当村北部を美濃路が通っており,元禄7年以降は美濃路墨俣【すのまた】宿の助郷村。当村は墨俣輪中内にあり,水田は低湿で江戸後期から堀田をつくってしのいだ。明治4年岐阜県に所属。同14年の戸数179・人数488。同24年の濃尾地震の被害は,人数945のうち死傷者38,戸数187のうち全壊185・半壊2(震災誌附1)。同30年結村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7346258