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本田村(近代)


 明治30年~昭和29年の本巣郡の自治体名。本田村・只越【ただこし】村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。大正13年の戸数339・人口1,651。農家が大多数を占め,米の生産のほかに,レンゲソウ大晩生種子の原産地として全国に知られていた。また杞柳製品,特に柳行李の生産地としても知られていた。昭和元年の本籍人口2,087・現住戸数337・現住人口1,863。同11年の戸数343・人口1,878,田208町余・畑22町余・宅地5万1,562坪・山林1町余。同年の主要工業物産は織物で産額は2万1,000円。同29年の戸数435・人口2,308。昭和29年牛牧【うしき】村・生津【なまづ】村・穂積町合併,穂積町成立。2大字は穂積町の大字に継承された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7346672