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吉城郡


天正14年からは金森氏領。元禄5年以後は幕府領。郡内は広瀬・吉城・古川・小島・小鷹狩【こだかり】・高原・下高原の7郷に分けられ,総村数と総石高は「慶長十年石高帳」1万6,450石余,「元禄検地帳」178か村・1万9,556石余,「天保郷帳」178か村・2万4,326石余。当郡は山林と鉱山の資源が豊富であり,林業・鉱業・製紙は重要な産業。江戸期を通じて17か所の鉱山がある。また,早くから養蚕が行われ,文久3年の生糸生産額は570貫目余,元治元年は649貫目余にのぼり,明治6年繭生産高は3万貫目余。同6年の楮生産村数136か村,生産高1万3,350貫目余。金森氏が口留番所を設置,幕府領以後も存続し,宝暦6年の口留番所数は13,うち2か所は鉱山のために開放され,番所建物のみが置かれている。照蓮寺末寺は13か寺,聞名寺末寺は15か寺。明治4年岐阜県に所属。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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