十足村(近世)

江戸期~明治22年の村名。伊豆国賀茂郡のうち。はじめ幕府領,延宝8年相模国小田原藩領,安永9年からは旗本本多氏領。検地は文禄3年(伊東市史)。村高は,「元禄郷帳」70石余,「天保郷帳」71石余,「旧高旧領」71石余。宝永7年の戸数19・人数125,牛3・馬10(増訂豆州志稿)。助郷は東海道三島宿へ出役。また東浦筋の道普請や酒匂川へ船橋を架けるなどがあった。物産として「十足牛蒡」と呼ばれる牛蒡が有名。神社は山神・事比羅神社・稲荷神社,寺院は曹洞宗竜雲寺。明治元年韮山県,同4年足柄県を経て,同9年静岡県に所属。明治22年小室村の大字となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7351431 |





