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西之谷村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。遠江【とおとうみ】国城東【きとう】(城飼【きこう】)郡のうち。横須賀藩領。村高は,「元禄高帳」402石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに419石余。「遠淡海地志」によれば戸数40。稲作を中心に蕎麦・胡麻・荏・藍・木綿・牛蒡・蕗などを栽培。鎮守は祇園牛頭天王社で,ほかに浄土宗浄円寺があった。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属。明治22年中村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7352046