黒田藩(近世)
天正18年~慶長6年の藩名尾張国葉栗郡黒田に居城を置いた豊臣秀吉の家臣一柳四郎右衛門直盛が,天正18年小田原攻めのあと,秀吉から葉栗郡西部(小日比野村・大野村以西)に3万石を与えられて立藩同20年美濃国本巣郡のうちに4,566石(5,000石ともいう)の加増を受けた直盛は監物・清左衛門とも称し,美濃国厚見郡の出身で,一柳伊豆守直末の弟関ケ原の戦では,藩主直盛は東軍に属して戦功があり,慶長6年徳川家康から5万石を与えられて伊勢神戸に転封,旧領は尾張藩の一部となった
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7356814 |