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作手藩(近世)


江戸初期の藩名三河国設楽【したら】郡作手に居城を置く譜代藩長篠の戦の功労者奥平信昌と徳川家康の女亀姫の間に生まれた奥平忠明は,6歳で家康の養子となり松平姓を称していたが,文禄元年次兄家治の遺領上野国長根7,000石を相続し,慶長7年1万石を加増され,改めて三河・近江両国において1万7,000石を宛行われ,作手の旧亀山城を復興して立藩した作手は,奥平氏の本貫地であり,藩領は作手郷とその周辺と推定されるが,詳細は不明同15年忠明は伊勢国亀山に5万石で転封となったため廃藩となるなお,亀山移封後も設楽郡内の所領は存続したが,元和元年大坂の陣の功績により5万石を加増され大坂城に10万石で封ぜられた際に封地はすべて摂津・河内両国に移され,設楽郡との関係は切れた設楽郡内の旧領のほとんどは幕府領になった




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7358860