安部(近代)
明治22年~現在の大字名。はじめ草谷村,明治24年草生【くさわ】村,昭和30年1月協和村,同年2月安濃【あのう】村,同52年からは安濃町の大字。農業を主業とするが,明治中頃から近郷の村々に比べ都会的な気風がかなり顕著で,酒屋・饅頭屋・医者・競馬場・接客業などがあったといわれる。行事には笠踊りや,青年による馬鹿踊り・角力踊りがあった。昭和30年安部池堤大修理。世帯数・人口は,同30年75・398,同43年72・311,同50年69・315。同年の農家数61。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7362585 |