角川地名大辞典(旧地名) 三重県 玉城町 36 いはて(中世) 戦国期に見える地名。伊勢国度会【わたらい】郡のうち。天正11年の「内宮神領本水帳」に「いはて山をか」6斗5升と見える。当地には内宮長官藤波氏が居住。戦国期には岩出城が築かれ,城下町の様相も呈したことが,現在残る小字名古城・裏門・城・鷹匠町などにうかがえる。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」JLogosID : 7363059