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三重郡


明治11年の郡区町村編制法により近代の行政区画となる。郡役所は朝明【あさけ】郡と合同で当郡の四日市町に置かれたが,のち海蔵村に設置された。明治12年の戸数3,646・人口1万5,110,牛143・馬15・荷車473・人力車273・船舶171・郵便局3,物産に米・麦・雑穀・酒類・薪・炭がある(共武政表)。同22年の市制町村制施行直前には26町78村を数えた。施行後は四日市町・海蔵村・塩浜村・日永村・常磐村・四郷村・内部村・小山田村・川島村・神前【かんざき】村・桜村・三重村・県【あがた】村・河原田村・水沢村・楠【くす】村・菰野村・鵜川原村・千種村の1町18村からなる。同29年朝明郡を合併,11村を継承して当郡は1町29村を編成。同30年四日市町が市制施行,大正元年富田村が町制施行,同12年富洲原村が町制施行,昭和3年菰野村が町制施行した。同5年海蔵村・塩浜村が四日市市に合併。同15年に楠村が町制施行した。同16年富田町・富洲原町・日永村・常磐村・羽津村が四日市市に合併,同18年には四郷村・内部村が同市に合併,同29年には小山田村・川島村・神前村・桜村・三重村・県村・八郷村・下野村・大矢知村・河原田村が同市に合併。同年朝日村が町制施行した。同30年千種村と朝上村が合併して朝明村となり,同31年鵜川原村・竹永村が菰野町に合併,同32年には朝明村が菰野町に合併。同年水沢村・保々村と鈴鹿郡三鈴村の一部が四日市市に合併した。同36年川越村が町制施行するに及び,当郡は朝日町・川越町・菰野町・楠町の4町を編成し現在にいたる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7367796