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息長村(近代)


 明治22年~昭和30年の坂田郡の村名。明治22年多和田【たわだ】・能登瀬【のとせ】・寺倉・西円寺【さいえんじ】・岩脇【いおぎ】・箕浦【みのうら】・新庄【しんじよう】・日光寺【につこうじ】・顔戸【ごうど】・舟崎・高溝【たかみぞ】の11か村が合併して成立。地域の中央を流れる天野川が古くは息長川と呼ばれ,小学校の名に息長があったことから村名とし,大字は旧村名を継承,11大字を編成。同27年12月,学校設置問題を契機に,顔戸・高溝・舟崎が日撫【ひなで】村として分離独立した。戸数・人口は明治23年970戸・5,063人,同28年704戸・3,883人,大正元年757戸・3,979人,昭和9年789戸・3,461人,同29年878戸・4,257人(市町村沿革史)。昭和30年4月,坂田村と合併し近江町成立。現行の近江町の中央部・東部のあたり。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7369368