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辰巳町(近世~近代)


江戸期~現在の町名東大路通松原上ルの町洛外町続町の1つもと建仁寺の耕地であったが,明和7年開町町名は建仁寺の巽(東南)に位置することによる(府地誌・坊目誌)清水寺の参詣道にあたり,宝暦年間にはすでに市街化している(宝暦町鑑)明治元年下京【しもぎよう】に編入,同2年の町組改正から下京27番組,同5年第22区に改称,同25年第22学区に編成明治12年下京区辰巳町,同22年京都市下京区辰巳町,昭和4年東山区辰巳町となり現在に至るなお広道とよばれた南北の小径は,大正元年に拡長されて東山通(東大路通)となり,市中の繁華街となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7377719