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味生村(近代)


 明治22年~昭和31年の自治体名。はじめ島下郡,明治29年からは三島郡に所属。別府・一津屋・新在家の3か村が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。役場を別府に設置。洪水の被害に悩み,明治38年淀川改修工事の結果一津屋に沿う堤防が付け替えられ,樋門が設けられた。また同44年安威川改修工事では悪水路の新設がなされた(村誌/摂津市史史料1)。同42年の戸数285・人口1,075。世帯数・人口は,大正9年321・1,629,昭和10年365・1,877と変動は少なく,純農村的な様相を持ち続けたが,その後は同25年789・3,616と漸増をみた。昭和31年三島町の一部となり,村制時の3大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7381061