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常称寺村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。河内国茨田【まつた】郡のうち。寛永10年山城淀藩永井氏領,万治元年からは旗本永井氏知行。村高は,河内国輯録では常正寺村として26石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに変わらず。寺院に,万治年間万安禅師を開基とする曹洞宗景雲寺,嘉永年間僧円隆を開基とする浄土宗明泉庵,浄土真宗大派の総道場がある。明治9年の人口100余。同14年大阪府に所属。同17年の戸数33・人口148(上馬伏村組合九か村取調書)。同22年大和田村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7383773