竹之内村(近世)
江戸期~明治22年の村名。山辺郡のうち。はじめ織田有楽斎長益領,元和7年幕府領,延宝検地後に一部(391石余)が柳生藩領となり,以後幕府領と柳生藩領の相給。村高は,「慶長郷帳」「寛文郷帳」ともに251石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに448石余。明治15年頃の戸数52・人口295,税地は田18町余・畑5町余・宅地2町余・山林66町余などの総計92町余,寺社は十二社神社・白山神社・実伝寺があり,特産は菜種20石・綿700斤(町村誌集)。同22年朝和村の大字となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7400572 |