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細川(古代)


 平安期から見える地名。伊都【いと】郡相賀荘河北のうち。永暦2年卯月4日の紀助房田地売券案(高山寺文書/平遺3149)の「河北村」の四至に「東限細川」と見える。ついで長寛元年8月日の某書状案(同前3265)によれば,「相賀御庄内細川今林之内」の田畠のうち打経師太郎房が預作していた田畠は貞末名の領地であったので月上院に寄進されたが,円仏房が同田畠を所望したため,円仏房に預作させる旨を伝えている。また同2年10月25日の僧良仁田地避文(田中教忠所蔵文書/平遺3312)では,「伊都郡相賀御庄内細川」にある田地1反が御供米(2石9斗3升)代として,院主政所によって処分されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7406493