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新鋳物師町(近世~近代)


江戸期~昭和41年の町名江戸期は鳥取城下四十八町の1町町人地鳥取城の西,城下町の西部に位置し,伯耆【ほうき】街道に沿う東は元鋳物師町,西は新品治【しんほんじ】町と接する町名の由来は,鋳物師が集住したことにちなみ,元鋳物師町に対する家数は,寛永11年22(因幡志),安永7年38(藩史5)安永7年の表口間数84間余,町役負担数52人余(同前)城下への入口にあたり,元鋳物師町とともに農家相手の雑貨商・菓子屋・薬屋・八百屋などがたち並んで繁盛した弘化4年から明治5年にかけて大森正平が寺子屋を開き,明治4年には男子270人・女子80人もの生徒がいた(藩史3)明治9年の戸数151・人口542(鳥取市史)同16年豆腐町の伊吹庄蔵が当地に1万坪の伊吹公園を作り,四季の花を植栽した特にツツジ・フジの花の季節には多くの観覧者でにぎわった同22年鳥取市に所属昭和41年相生町1~4丁目・寿町・新品治町となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7408686