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高橋(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ逢坂村,昭和32年からは中山町の大字。明治24年の戸数30・人口155,水車1(徴発物件一覧)。昔から米作を中心とした山村であって,世帯数・人口の変動も少なく,昭和11年40世帯,同23年42・252,同55年37・183。集落内に大正9年建立の柏尾万七の顕彰碑がある。これによれば安永年間に庄屋であった彼は八升の原野18町歩に植林をしたが,これが後世の高橋村民の有力な財源となったという。昭和27年には村半分を焼失する大火があったが,その被災者にはこの山林から木材が提供されて焼失後の再建もはかどったといわれる。昭和初期に隣村殿河内村に通ずる道路が改修され,交通の便がよくなった。産業は米作を中心とし,傍ら林業に従事していた。明治初期から養蚕が盛んとなり,時には水田も桑園と化した時期もあった。またタバコも栽培され,少なかった畑地も次第に開墾された。近年では二十世紀梨の栽培も盛んとなり,30戸・10haの栽培規模である。なお畜産も盛んで,牛飼育16戸・60頭,豚飼育2戸・260頭となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7408839