岡村(近世)

江戸期~明治22年の村名。備前国磐梨郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。村高は,「領分郷村高辻帳」435石余,「天保郷帳」502石余,「旧高旧領」494石余。なお「備陽記」によれば,高435石余,反別31町余,家数75・人数398,池8とある。また享保6年の郡々蔵入並家中知行高村分帳では,高435石余の直高717石余,うち蔵入地111石余,残余は給人7人の知行地となっている。明治4年岡山県に所属。同7年の反別は田26町4反余・畑8町6反余。明治6年144番白石小学が設置され,同20年尋常小野田小学校へ合併された。同22年小野田村の大字となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7415230 |





