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福島(近代)


 明治22年~昭和51年の大字名。はじめ福浜村,昭和6年からは岡山市の大字。明治24年の戸数155,人口は男311・女325,船75。昭和6,7年頃から旭川改修工事施工に伴い,同河口浚渫土砂を利用して広域の埋立地ができ,同10年倉敷絹織会社(現クラレ)を誘致(児島湾干拓沿革資料拾集録)。その後第2次大戦の拡大に伴いこの地域には多くの工場が立地したが,当地にそれら工場の従業員の住宅,生活用品小売業店が立地した。昭和21年の南海大震災はこの地盤の軟弱な干拓地域に大きな被害を与えた。昭和9年岡山市街地とを結ぶ近代的な4車線の人絹道路(現主要地方道岡山港線)が敷設され,江戸期からあった土手筋の福島道に代わって重要な道になり,同25年この道を市内バス福島線が開通。昭和22年この地と宇野線大元駅を結ぶ岡山臨港鉄道が松ケ鼻の土手上に開通。人口の増加は続き,昭和28年福島小学校を建設し,福浜小学校から分かれた。一部が,昭和26年三浜町,同38年三浜町1~2丁目・福吉町・松浜町・並木町1~2丁目・千鳥町・若葉町となり,残余は同51年福島1~4丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7419256