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東村(近代)


 明治22年~昭和29年の沼隈郡の自治体名。大字は編成せず。戸数・人口は明治24年295・1,509,同40年308・1,657,大正元年317・1,728,同9年の世帯数317・人口1,621。牛数は明治32年106,大正10年108。同10年の車数は自転車41,中荷車38・小荷車3。同12年の生業は,農業のほか男女ともに畳表を織り,養蚕を行う者もいた。大正10年の畳表の製造戸数275,従業者数男167・女365,数量は16万5,200枚。小学校は明治20年に設置された分教場を同24年東村小学校と改称。同40年東村尋常高等小学校,翌41年東村尋常小学校,大正10年再び東村尋常高等小学校となった。大正12年の学級数8・教員数7・児童数296(沼隈郡誌)。昭和29年松永市の町名となる。




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「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7423411