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白石(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ中木頭村,昭和26年平谷村,同31年上那賀村,同32年からは上那賀町の大字。明治24年の戸数153・人口871(男438・女433),学校1(徴発物件一覧表)。白石簡易小学校は,明治25年白石尋常小学校と改称,同31年白石尋常小学校下用知分校を設置,同38年下用知分校を廃止し本校に統合し,字東浦に新築移転して白石尋常高等小学校と改称,同41年高等科を廃し,昭和7年字西平に新築移転,同22年白石小学校と改称。同年中木頭中学校白石分校を併置したが,同校は昭和39年平谷中学校に統合。白石小学校は同45年平谷小学校に統合され地内には白石分校を設置,翌46年平谷小学校白石分校も廃止された。集落が山の上や谷間に散在しているため交通は不便で,那賀川左岸沿いに通じる主要道が車の通る林道として平谷から木頭村まで通じたのは昭和17年であった。同林道はのち県道となり,同28年国道に昇格。改良工事が加えられ現在の国道195号となった。世帯数・人口は,昭和45年102・370,同59年78・281。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7427873