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置奈(中世)


 戦国期から見える地名。高岡郡のうち。地内長崎にある八幡宮の天文20年1月26日の棟札に「置奈別府新八幡宮,天下泰平・国土安穏」と見える(日高村資料調査報告書)。地内種ケ谷の天満宮にも天文7年・永禄4年・天正11年の棟札が現存する(同前)。天正16年の日下之別符地検帳に「置奈分」と見え,当地分は878筆あり,すべて葛掛城主三宮氏の所領。江戸期には本郷・下分とともに日下【くさか】村を構成。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7434772