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戸川(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ十川村,昭和32年からは十和【とおわ】村の大字。明治24年戸川簡易小学校を廃止し,十川尋常小学校へ学区設定。同年の戸数70・人口425(男214・女211),厩68。大正2年十川村は地内の村有林字新滝山93町歩余を5か年で造林することに決定。造林の目的は長期財源の確立であった。同6年里道のヒキチ屋敷から大野字赤奴多までの総距離2,954間の改修工事に着手。同9年里道戸川日吉線が林道に昇格。昭和18~20年の十川村満州分村には,当地からも95名(男31・女28,子供36)が万山十川開拓団に入植したが,敗戦により男9・女15,子供26,計50名の犠牲者を出した。第2次大戦後は木炭製造が生業であったが,燃料がガス・石油に変わると漸次衰退した。その後は養蚕やシイタケ・茶・栗などの栽培が盛んになり,現在は基幹作物となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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